野球教室・チーム120件の月謝と保護者当番 少年野球34件の中央値3,000円
公開日:2026年10月25日
この記事で分かること
- 野球の教室・チーム120件を「スクール型」28件と「少年野球チーム・クラブなど」92件に分けたときの、月謝の書かれ方と金額
- 少年野球チームの月謝が分かる34件の分布(中央値3,000円)と、学年・兄弟姉妹で月謝や会費が変わる書き方
- 保護者の当番・付き添いについて公式に書かれている内容と、入会金・保険料・体験・用具貸出の書かれ方
集計の前提
のびばに掲載している野球の教室・チーム 120件 を、2026年10月17日時点 のデータで集計しました。地域別の件数は、大阪39件、東京55件、神奈川19件、兵庫2件、京都5件です(大阪は大阪市、東京は23区、神奈川は横浜市・川崎市、兵庫は神戸市と阪神間の市、京都は京都市)。
数えたのは、各教室の掲載情報(月謝・その他の費用・練習日・対象・体験の案内・保護者の関わり)のうち、公式サイトから転記した部分です。公式サイトに書かれていないことは、その費用や制度がないという意味ではありません。
野球は、民間のスクールと、地域の少年野球チーム(会費制)で、お金の書き方が大きく違います。そこでこの記事では、名称に「スクール」「アカデミー」「教室」「ポルテ」「JBS」などを含むものを スクール型、それ以外を 少年野球チーム・クラブなど に分けました(名称による機械的な区分で、運営形態の評価ではありません)。
区分別の件数と月謝
| 区分 | 件数 | 地域の内訳 | 月謝が分かる件数 | 月謝の中央値 | 範囲 |
|---|---|---|---|---|---|
| スクール型 | 28 | 大阪13件、東京8件、神奈川7件 | 5 | 9,680円 | 6,600円〜9,680円 |
| 少年野球チーム・クラブなど | 92 | 大阪26件、東京47件、神奈川12件、兵庫2件、京都5件 | 34 | 3,000円 | 1,000円〜16,000円 |
スクール型28件のうち、月謝の金額が掲載情報に入っているのは5件にとどまります。ベースボールスクール ポルテの各教室は「月謝は公式サイトで教室ごとに要確認」とされ、金額を書いていません(ポルテ長池だけ、ポルテキッズ6,250円・ポルテ8,480円と書かれています)。金額が分かる5件は、ジャイアンツアカデミー 新宿西戸山スクール、ジュニアバッティングスクール JBS 江戸川校、JBS(ジュニアバッティングスクール)早稲田校、JBS王子校(ジュニアバッティングスクール)、横浜DeNAベイスターズ ベースボールスクール 横浜南校です。月謝の中央値は9,680円ですが、件数が少ないため、スクール型全体の相場を示す数字ではありません。
少年野球チームの月謝の分布
少年野球チーム・クラブなどで月謝(部費・会費)が分かる 34件 の中央値は 3,000円、最小1,000円、最大16,000円でした。
| 月謝(部費・会費) | 件数 |
|---|---|
| 2,499円以下 | 9 |
| 2,500〜2,999円 | 4 |
| 3,000〜3,499円 | 8 |
| 3,500〜3,999円 | 4 |
| 4,000〜4,999円 | 5 |
| 5,000円以上 | 4 |
最小の1,000円は杉並イーグルス、16,000円の2件は大阪都島ボーイズ小学部、天王寺リトルシニアです。この2件は名称に「ボーイズ」「リトルシニア」を含む団体で、大阪都島ボーイズ小学部は月謝のほかに入会金15,000円、スポーツ保険・登録費として年4,500円、大会協賛金として年15,000円が書かれています。月謝の金額だけでなく、年間にかかる別の費目も確認しておく必要があります。
地域クラブの会費は、月謝のほかに父母会費・後援会費・合宿の積立などを別に集める書き方が多く見られます。その他の費用に金額が書かれている例です。
- 父母会費・後援会費: 住之江シャークスは後援会費が月500円(1家族につき)、麻布キッズは父母会費が月1,000円、杉並イーグルスは父母会費が年1,500円、一乗寺ホーマーズは保護者会費が年1,000円
- 合宿費・積立: 墨田区二葉ブレーブスは合宿積立費が月1,500円、瀬谷レッドホープス(少年野球部)は合宿積立金が月1,000円、文京ファミリーズ(上動ファミリーズ)は入部時の合計20,200円に合宿積立金5,000円を含む、松ヶ崎シャークス少年野球団は合宿費10,000円(2022年度実績額)
- 年会費: キングスワローズは年会費19,500円のほか父母会費が月1,000円
学年・兄弟姉妹で変わる会費
少年野球チームには、学年によって月謝を分ける書き方があります。低い学年と高い学年の額が両方読み取れた5件を、倍率の小さい順に並べます。
| チーム | 低い区分 | 高い区分 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 山科クラブ | 2年生以下2,000円 | 3年生以上3,000円 | 1.50倍 |
| 京都西S&F | 2年生以下2,500円 | 3年生以上(掲載額)4,000円 | 1.60倍 |
| ブラザースクラブ | 小1〜2年生2,000円 | 小3年生以上3,500円 | 1.75倍 |
| 南市岡ボーイズ | 年長〜2年生2,000円 | 3年生以上(掲載額)3,500円 | 1.75倍 |
| 長津田クラブ(少年野球) | 未就学児1,000円 | 小学生(掲載額)2,500円 | 2.50倍 |
5件の倍率は1.50倍〜2.50倍(中央値1.75倍)でした。ここでの「高い区分」には、掲載の月謝(代表額)に当たる額を含みます。
兄弟姉妹の減額・免除が書かれている教室は、その他の費用や備考に「兄弟」「姉妹」「2人目」の語があるものが14件ありました。金額が読み取れる例です。
| 教室 | 1人目 | 2人目以降 |
|---|---|---|
| 長池キングス | 月4,000円 | 2人目以降は月2,000円 |
| 甲武ライオンズ | 部費4,000円/月 | 兄弟で入団している場合の3年生以下は2,000円/月 |
| 豊葉(少年少女野球チーム) | 月額2,500円 | 二人目以降は2,000円(スポーツ保険含む) |
| 中根メッツ | 会費4,000円/月 | 2人目以降は半額 |
| 大阪都島ボーイズ小学部 | 入会金15,000円 | 兄弟2人目以降は免除 |
| ベースボールスクール ポルテ 浦江(北区) | 登録費8,300円 | 兄弟姉妹2人目以降は810円 |
入会金・登録費・保険料
入会時の費用(入会金・入部金・入部費・登録費)が金額で読み取れたのは 19件 で、スクール型が11件、少年野球チームなどが8件です。
| 区分 | 件数 | 中央値 | 範囲 |
|---|---|---|---|
| スクール型 | 11 | 8,300円 | 3,300円〜8,800円 |
| 少年野球チーム・クラブなど | 8 | 2,500円 | 1,000円〜15,000円 |
スクール型では、ベースボールスクール ポルテの6件が「登録費8,300円(スポーツ保険含む)」とそろって書かれ、兄弟姉妹の2人目以降は810円です(例: ベースボールスクール ポルテ 浦江(北区))。ジュニアバッティングスクールJBSの3件は入会金8,800円と月会費9,680円で、ダブルスクール(週2回)は月19,360円と書かれています(例: ジュニアバッティングスクール JBS 江戸川校)。
少年野球チームなどでは、入会金・入部費が1,000円(ブラザースクラブ・杉並イーグルス・長津田クラブ(少年野球))のところから、10,000円(月島ライオンズ・天王寺リトルシニア)、15,000円(大阪都島ボーイズ小学部)のところまであります。入会金に触れていない教室が大半で、入会金がかからないと明記しているのはキングタイガース(入会金なし)、瀬谷レッドホープス(少年野球部)(入会金なし)などです。
保険料800円と書かれているのは7件で、年額(「年800円」「年間800円」「/年」)と書かれているのは5件(キングタイガース、杉並イーグルス、川和シャークス、長津田クラブ(少年野球)、一乗寺ホーマーズ)です。ほかに、文京ファミリーズ(上動ファミリーズ)は入部時の内訳(合計20,200円のうち保険料800円)、西ファイターズは体験時の初日のみ保険料800円と書いています。金額が読み取れた保険の記載は10件で、ほかは天王寺リトルシニアの1,450円(年1回更新)、本村クラブ 学童部の3,500円(連盟登録料を含む傷害保険、年1回)などです。
保護者の当番・付き添い
保護者の当番(お茶当番・見守り・車出し)について、公式に書かれている内容を掲載情報で整理したものが次の表です。
| 整理 | 件数 | 公式の記載の例 |
|---|---|---|
| 当番・負担なし | 26 | ジュニアジャガース「基本保護者さんの当番制はございません」、ベースボールスクール ポルテ各教室「お茶くみ当番や祝勝会など、保護者様の負担となるようなことは一切ございません」 |
| 月1〜2回程度の当番 | 5 | 麻布キッズ「月1〜2回程度でお茶当番があります」、八幡イーグルス「保護者の出番は月に1-2度の見守り当番のみ」、月島ライオンズ「月一回程度の見守り当番」 |
| 一部の協力あり(軽い) | 4 | 本村クラブ 学童部「お茶当番はありませんが…運営にご協力いただいています」、一乗寺ホーマーズ「お茶当番など、保護者の負担は一切ありません」(ただし遠征の車出し・審判などは可能な保護者に依頼) |
| 時々・任意の協力 | 3 | 中根メッツ(監督・コーチは保護者やOBで編成)、ストロングジュニア「輪番制で1回あたり2名程度」、瀬谷レッドホープス(少年野球部)「できる範囲でお願い」 |
| 公式に書かれていない | 82 | - |
当番について書かれているのは38件で、そのうち10件はベースボールスクール ポルテの各教室です。「書かれていない」教室に当番がないという意味ではありません。 金額の面では、中根メッツの交通費(配車代)のように、当番とは別に費用として集める例もあります(5〜6年生月5,000円、3〜4年生月2,500円、1年生月500円。配車に協力する家庭には返金と書かれています)。
練習日の傾向
練習日から曜日が読み取れたのは、少年野球チームなどで 61件、スクール型で 23件 です(かっこ内の補足は数えていません)。
| 区分 | 土日祝のいずれかに活動 | 土日祝のみ | 平日のみ | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 少年野球チームなど(読み取れた61件) | 60 | 49 | 1 | 1 | 4 | 8 | 3 | 5 | 57 | 59 |
| スクール型(読み取れた23件) | 0 | 0 | 23 | 4 | 7 | 3 | 4 | 6 | 0 | 0 |
読み取れた件数の中では、少年野球チームなどの60件が土曜・日曜・祝日のいずれかに活動し、スクール型は23件が平日のみです。南市岡ボーイズは「土・日・祝(終日または半日、半日のみの参加も可)」、渋谷レッドソックスは「土曜・日曜・祝日」と書いています。平日の夕方に基礎練習を設ける例(台東区少年野球 フェニックスは水曜・金曜夕方の基礎練習が自由参加)もあります。
体験・見学と用具貸出
体験・見学の案内が書かれているのは120件中 95件 です。そのうち「無料」「費用不要」の語があるのは26件でした。「随時」「いつでも」の語があるのは46件、保護者の同伴・付き添い・見学参加に触れているのは7件、用具の貸出・支給・リサイクルに触れているのは14件、「初心者」「未経験」を歓迎する旨があるのは10件、「男女」「女子」への言及があるのは21件です。
体験の書き方の例です(公式の記載)。
- 期間・回数: 西ファイターズは最大2か月の体験期間(保護者の付き添い必須、保険料800円は初日のみ)、茅ヶ崎ドリームスは体験会の回数制限なし、天王寺リトルシニアは何回でも体験可能、長池キングスは毎月第1日曜に体験練習
- 用具: 渋谷レッドソックスは道具を全て貸出、中根メッツはグローブやバット等をレンタル無料、大阪都島ボーイズ小学部は道具貸出あり(保護者のみの見学も可)、富士見少年野球クラブは借りたい道具(バット・グローブの利き手)を申込時に記入
- 当日参加: キングタイガースは通常練習日にいつでも体験可能(申し込み不要・当日参加可)
- 有料: JBS(ジュニアバッティングスクール)早稲田校は通常の体験料1,000円(キャンペーン中は無料、1人1回限り)
何年生から受け入れるか
対象欄の書き方を分類しました。
| 対象欄の書き方 | 件数 |
|---|---|
| 幼児・未就学児から | 32 |
| 年長から | 14 |
| 小1から | 30 |
| 「小学生」など(学年の区切りなし) | 22 |
| その他の書き方 | 3 |
| 記載なし | 19 |
幼児・未就学児から受け入れると書く32件のうちスクール型は19件(ポルテは3歳からと書かれています)、「小1から」と書く30件のうちスクール型は1件です。小学6年から中学3年を対象とする天王寺リトルシニアのように、中学生年代の団体を含むものもあります。
まとめ
- 野球120件のうちスクール型28件は月謝を公開していない例が多く、金額が分かるのは5件(中央値9,680円)
- 少年野球チームなどの月謝が分かる34件の中央値は3,000円(最小1,000円〜最大16,000円)。学年で分ける5件の高い区分は低い区分の1.50〜2.50倍
- 入会時の費用が分かる19件のうち、ポルテの登録費は8,300円、JBSの入会金は8,800円とそろって書かれ、保険料800円は7件(うち年額が5件)
- 保護者の当番は38件で書かれており、「当番なし」26件、「月1〜2回程度」5件など。書かれていない82件に当番がないという意味ではない
一覧は 大阪の野球教室・チーム、東京の野球教室・チーム、神奈川の野球教室・チーム で見られます。会費や当番の決まりは年度で変わることがあるため、体験や見学のときに各チームへ確認してください。