の のびば
大阪

七五三の初穂料の書き方を227社で分類 固定額88社・人数別の額33社【2026】

公開日:2026年10月25日

この記事で分かること

  • 七五三の初穂料の金額を、神社がどんな形で書いているか(1つの額・「〜から」・複数の額・お志)の件数
  • 兄弟姉妹の2人目・3人目の額を具体的に書いている33社の一覧と、1人目の額に対する倍率
  • 「初穂料」「玉串料」「祈祷料」の呼び名、授与品つきの金額、改定や支払い方法の注記の件数

集計の前提

のびばに掲載している七五三の神社・寺院351社(大阪125・東京50・神奈川48・兵庫43・京都36・愛知22・北海道14・福岡13)を、2026年10月17日時点で集計しました。10月4日時点の集計(342社)から、大阪の掲載が9社増えています。

初穂料の欄に記載があるのは227社で、残りの124社は金額の欄が空欄です。空欄は「初穂料がない」という意味ではなく、公式サイトに金額の記載が見つからなかったものです。

この記事は金額の高低を競うものではなく、金額が「どう書かれているか」の整理です。「いちばん多い金額」「地域別の中央値」は七五三の初穂料の集計にまとめているので、ここでは必要な範囲だけ触れます。金額を数えるときは、記載のうち最も低い額(「〜円から」の額)をお子さま1人分として読み、衣裳や写真を含むプラン料金は初穂料から除いています。

書き方は大きく4つ

記載のある227社を、金額の書き方で分けました(1社は1つの区分にだけ入れています)。

書き方 社数 例
金額が1つ・上限や下限の言葉なし 88 「8,000円」「お子様お一人7,000円」
金額が1つ・「〜」「から」「より」「以上」つき 76 「5,000円〜」「7,000円以上」
複数の金額を並べて書いている 58 「1人8,000円・2人12,000円」「小式・中式・大式」
プラン料金だけ、または金額が読み取れない 5 衣裳つきプランのみ、「予約ページ内で確認」

「金額が1つ」の164社が、記載のある神社の72%です。そのうち「〜から」型の76社は、公式サイトが金額を「そこから」の額として示している書き方です。「〜から」型と固定額のどちらが多いかは地域で違います。

地域 掲載 金額の記載 固定額 〜から型 複数額 プランのみ・読み取れず 金額欄が空
大阪 125 75 47 16 11 1 50
東京 50 35 3 26 6 0 15
神奈川 48 24 3 12 8 1 24
兵庫 43 33 12 7 13 1 10
京都 36 28 12 8 7 1 8
名古屋 22 15 7 2 6 0 7
札幌 14 10 2 2 5 1 4
福岡 13 7 2 3 2 0 6

東京は記載のある35社のうち26社が「〜から」型で、固定額は3社です。大阪は75社のうち47社が固定額です。兵庫は複数額が13社と、記載のある33社の約4割にあたります。

複数の金額を並べている58社の中身

複数の金額が書かれている58社を、並べ方で分けました。

並べ方 社数 例
人数で変わる(1人・2人・3人) 28 生田神社、西宮神社、香椎宮
祈祷の内容・授与品・段階で変わる 22 宇治神社、城山八幡宮、稲毛神社
個人と団体(会社)で変わる 3 春日神社(丹波篠山)、白峯神宮、大谷地神社
幅で書いている(〜円から〜円) 2 大宮神社、粒坐天照神社
祈祷のみの額とセット料金を併記 3 平安神宮、山王宮日吉神社、鴨神社(川西)

段階で書く神社の例を挙げます(金額は公式サイトの記載です)。

  • 宇治神社(京都):小式5,000円・中式8,000円・大式10,000円。いずれもお下がり付き
  • 城山八幡宮(名古屋):小式7,000円・中式10,000円・大式12,000円(50名限定)
  • 稲毛神社(川崎):松式20,000円以上・竹式10,000円以上・梅式5,000円以上
  • 有間神社(神戸):7,000円(御守り・御札[紙]・千歳飴など)、10,000円(御札[木]を含む)、13,000円(コラボミニバッグを含む)
  • 富岡八幡宮(横浜):8,000円より(御祈祷・お札・お守り・千歳飴・記念品)、10,000円より(さらに御神楽奉納)
  • 北海道神宮(札幌):5千円から7万円までの6段階。1万円以上は木札に願意と名前が入る

金額で神札の大きさや授与品が変わる書き方もあります。明治神宮(東京)は、5千円ではおふだに名前が入らず、1万円から祈願神符が大きくなると書いています。

兄弟姉妹の額:具体的な金額を書いているのは33社

兄弟姉妹の金額に触れている記載は39社ありました。そのうち、2人分の合計額を具体的に書いているのが33社、3人分まで書いているのが28社です。地域別では大阪13社・兵庫9社・福岡3社・札幌3社・京都2社・名古屋2社・神奈川1社です。

次の表は、1人分の額の安い順に並べたものです(同額は神社名の順)。優劣ではなく、数字の根拠で並べています。

神社 1人 2人合計 3人合計
山田天満宮(名古屋) 4,000円 7,500円 11,000円
北野天満宮(京都) 5,000円 8,000円 12,000円
和田神社(兵庫) 5,000円 7,500円 10,000円
手稲神社(札幌) 5,000円 9,000円 12,000円
百舌鳥八幡宮(大阪) 5,000円 9,000円 12,000円
西宮神社(兵庫) 5,000円 8,000円 10,000円
豊平神社(札幌) 5,000円 8,000円 10,000円
貴布禰神社(兵庫) 5,000円 9,000円 12,000円
野田恵美須神社(大阪) 5,000円 9,000円 12,000円
香椎宮(福岡) 5,000円 10,000円 15,000円
城南宮(京都) 6,000円 10,000円 14,000円
志紀長吉神社(大阪) 6,000円 12,000円 15,000円
札幌護国神社(札幌) 6,000円 8,000円 10,000円
針名神社(名古屋) 6,000円 11,000円 15,000円
姫嶋神社(大阪) 7,000円 12,000円 15,000円
稲荷神社(森の稲荷さん)(兵庫) 7,000円 12,000円 15,000円
筥崎宮(福岡) 7,000円 13,000円 20,000円
紅葉八幡宮(福岡) 7,000円 13,000円 18,000円
高浜神社(大阪) 7,000円 12,000円 —
亀之森住吉神社(大阪) 8,000円 10,000円 12,000円
廣田神社(兵庫) 8,000円 12,000円 15,000円
柴籬神社(大阪) 8,000円 15,000円 20,000円
泉殿宮(大阪) 8,000円 12,000円 15,000円
玉造稲荷神社(大阪) 8,000円 15,000円 —
祇園神社(兵庫) 8,000円 12,000円 15,000円
阿倍王子神社(大阪) 8,000円 14,000円 21,000円
住吉大社(大阪) 10,000円 15,000円 —
堀越神社(大阪) 10,000円 15,000円 —
湊川神社(兵庫) 10,000円 15,000円 18,000円
生島神社(兵庫) 10,000円 18,000円 25,000円
生田神社(兵庫) 10,000円 15,000円 18,000円
皇大神宮(大阪) 10,000円 18,000円 —
伊勢山皇大神宮(神奈川) 12,000円 20,000円 28,000円

2人分の合計は1人分の1.25倍から2.00倍で、中央値は1.71倍でした。ちょうど2倍(人数分そのまま)なのは2社、1.5倍以下は10社です。3人分は1.5倍から3.0倍の幅で、中央値は2.37倍でした。

2人目が1人目よりいくら上乗せになるかを数えると、次のとおりです。

2人目の上乗せ額 社数
2,000円 2
2,500円 1
3,000円 3
3,500円 1
4,000円 8
5,000円 9
6,000円 4
7,000円 2
8,000円 3

「5,000円上乗せ」が9社で最も多く、次が4,000円の8社です。

人数分の合計ではなく、1人あたりの決まりを書いている神社もあります。

兄弟姉妹の記載がない神社が「割引がない」「加算がない」という意味ではありません。 公式サイトに書かれていないだけの場合があります。

呼び名:初穂料・玉串料・祈祷料

のびばの金額欄に、次の語が入っている社数です(1社が複数の語を含むため、合計は227社になりません)。

欄にある語 社数
初穂料(御初穂料を含む) 27
祈祷料(御祈祷料を含む) 25
玉串料 7
祈願(祈願初穂料など) 10
志・気持ち・心持ち・ご随意 29

語が書かれていない149社は、金額だけが書かれています。玉串料の語を含むのは7社で、柴籬神社は金額に「(玉串料)」と添え、上手稲神社は「玉串料(祈祷料)は5,000円から」と書いています。氷川神社(板橋区氷川町)は「初穂料または玉串料として5,000円以上のお気持ち」です。

「お志」「お気持ち」「お心持ち」「ご随意」といった語で、金額を決めずに納める形を示しているのは29社です。地域別では東京8社・神奈川7社・兵庫6社・大阪4社・京都3社・名古屋1社です。葛西神社(東京)は「5,000円、10,000円〜ご随意」、鴨神社(川西)(兵庫)は「8,000円より志」と、最低額と志を組み合わせて書いています。

プラン料金・授与品・改定の注記

衣裳や写真を含むプラン・パック・セットの語がある神社は9社です。このうち、プランの料金しか書かれていない4社は初穂料の集計から除きました。例は次のとおりです。

授与品が金額に含まれると書いているのは、夜疑神社の「お守り・おみやげ・千歳飴を授与」のように、金額の横に品目を添える形です。授与品の品目は七五三の授与品・着付け・所要時間で数えています。

金額の改定や年の注記があるのは6社です。大阪天満宮は令和7年4月1日改定の10,000円、貴布禰神社は令和8年6月1日以降1名7,000円に変更予定と明記、神戸水天宮は令和7年4月1日からの8,000円、出雲大社大阪分院は「2025年11月の案内時点で、2026年分の最新金額は公式サイトに未掲載」と書いています。

支払い方法の記載は5社でした。上賀茂神社(賀茂別雷神社)と生田神社は現金のみ、粒坐天照神社はキャッシュレス不可、烈々布神社はクレジットカード不可、稲荷神社(森の稲荷さん)は現金以外の取り扱いなしです。記載がない神社の支払い方法は分かりません。

参考:読み取れた金額の分布

「1人分の最低額」として読み取れた222社の分布です(金額の順で、神社の優劣ではありません)。

金額 社数
5,000円未満 2
5,000円 84
6,000円 21
7,000円 48
8,000円 43
9,000〜9,999円 0
1万円 22
1万円を超える 2

中央値は7,000円です。地域別では次のとおりです。

地域 読み取れた社数 中央値 記載の範囲
大阪 74 7,000円 5,000円〜10,000円
東京 35 5,000円 5,000円〜10,000円
神奈川 23 7,000円 5,000円〜12,000円
兵庫 32 7,000円 5,000円〜10,000円
京都 27 5,000円 3,000円〜12,000円
名古屋 15 5,000円 4,000円〜7,000円
札幌 9 5,000円 5,000円〜5,000円
福岡 7 7,000円 5,000円〜7,000円

札幌は読み取れた9社すべてが5,000円からです。記載が少ない地域は、数社の違いで見え方が変わります。

まとめ

  • 記載のある227社の約72%は金額が1つだけで、76社は「〜から」の最低額です
  • 複数の額を並べるのは58社で、人数別・段階別が中心です。兄弟姉妹の2人分の合計を具体的に書くのは33社で、中央値は1人分の1.71倍です
  • プラン料金だけの4社、金額が読み取れない1社、金額欄が空の124社があります

金額は年によって改定されます。参拝の前に各神社の公式サイトで確認してください。地域別の一覧は大阪・東京・神奈川・兵庫・京都・名古屋・札幌・福岡にあります。年齢の確認は七五三の年齢早見表です。

FOLLOW

おでかけ・習い事の情報を毎週受け取る

毎週金曜の夕方に、秋祭り・だんじり・紅葉の見頃・ハロウィンをまとめてお届けします。

  • ・毎週金曜、週末に行ける場所がまとまって届きます
  • ・日程の確定・変更・中止もお知らせします
  • ・毎回検索し直さなくても、探す手間がなくなります
LINEで友だち追加(無料)

登録は無料です。配信はいつでも停止できます。

Instagramをフォロー