七五三の撮影ルールを342社で調査|記載97社の傾向と地域差
公開日:2026年10月25日
この記事で分かること
- のびば掲載の七五三の神社・寺院342件のうち、公式サイトに撮影ルールの記載がある97件の中身を型に分けた件数
- 「祈祷中は撮影不可」「外部カメラマンは申出が必要」などの型ごとの地域別の件数と、実際の記載例
調べ方と対象
- 集計日: 2026年10月3日時点
- 対象: のびばに掲載している七五三の神社・寺院342件(大阪府116件・東京都50件・神奈川県48件・兵庫県43件・京都府36件・愛知県22件・北海道14件・福岡県13件)
- 方法: 各神社の公式サイトから収集した「撮影」に関する記載を、のびば編集部が内容で型に分けて数えました。1件の記載が複数の型にあてはまる場合(例:「祈祷中は不可、境内は可」)はそれぞれに数えているため、型の件数を足すと97件を超えます
撮影ルールの厳しさや記載の有無で、神社の良し悪しを判断するものではありません。
公式サイトに撮影ルールの記載があるのは97件
342件のうち、撮影についての記載が公式サイトで確認できたのは**97件(約28%)**です。残りの245件は記載が見つからず、のびばの神社ページでも撮影の欄は表示していません。記載がないことは「自由に撮影できる」という意味ではないため、撮影を予定している場合は神社に直接確認してください。
記載の型と件数(全体・件数の多い順)
| 記載の型 | 件数 |
|---|---|
| 祈祷中・社殿内の撮影は不可(「遠慮」を含む) | 35 |
| 神社内の写真室・提携業者・撮影の手伝いなどの案内がある | 30 |
| 境内での撮影は可と明記 | 23 |
| 外部カメラマンの同行は申出・許可・申請が必要 | 23 |
| 撮影は祈祷を受ける人に限る(撮影だけの来社は不可) | 20 |
| 外部カメラマンの同行は可(手続きの記載なし・条件付きを含む) | 13 |
| 外部カメラマンは不可(指定・提携業者のみを含む) | 10 |
| 祈祷中の撮影が条件付きで可 | 7 |
| 混雑する日に外部カメラマンを制限 | 2 |
外部カメラマン(出張撮影)について何らかの記載があるのは、上の「申出が必要」「可」「不可」を合わせた46件で、記載がある97件のほぼ半数です。
地域別の件数(掲載数の多い順)
| 地域 | 掲載 | 記載あり | 祈祷中・殿内不可 | 境内は可 | カメラマン要申出 | カメラマン不可 | 祈祷者に限る | 写真室など |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 大阪府 | 116 | 25 | 9 | 8 | 5 | 1 | 7 | 7 |
| 東京都 | 50 | 21 | 11 | 8 | 6 | 4 | 7 | 5 |
| 神奈川県 | 48 | 10 | 5 | 1 | 3 | 1 | 2 | 2 |
| 兵庫県 | 43 | 13 | 3 | 3 | 2 | 1 | 0 | 7 |
| 京都府 | 36 | 15 | 3 | 2 | 2 | 3 | 1 | 8 |
| 愛知県 | 22 | 9 | 2 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1 |
| 北海道 | 14 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
| 福岡県 | 13 | 3 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
記載がある割合は東京都(50件中21件、42%)、京都府(36件中15件、42%)、愛知県(22件中9件、41%)が高く、北海道は14件中1件でした。京都府と兵庫県では、記載のある神社の半数以上(京都府15件中8件、兵庫県13件中7件)が神社内の写真室や提携業者を案内しています。
型ごとの記載例
祈祷中・社殿内は撮影不可
- 住吉大社: ご祈祷時の撮影は禁止
- 北野天満宮: 御本殿内での写真撮影は不可
- 筥崎宮: 御本殿内での撮影のほか、ドローン使用・ライブ配信・商用利用も禁止
- 上野天満宮: 社殿内での記念撮影は御神前につき断り
境内は可、建物内は不可
- 水天宮: 境内は撮影可、社殿・参集殿など建物内は不可
- 廣田神社: 拝殿内は不可、境内は自由
- 赤坂氷川神社: 社殿前(中門の内側)は「ご祈祷後15分間」のみ、その他の境内・広場は自由
- 品川神社: 祈祷を受ける人のみ撮影許可(30分以内)、拝殿内は禁止
祈祷中の撮影が条件付きで可(7件)
- 生田神社: 祈祷中の写真・動画撮影が可能(正中を避ける)
- 泉殿宮: 祈祷中、歳太鼓を打ち鳴らす間は撮影可能
- 許麻神社: 祈祷中の撮影可(御神前へ向けての撮影は不可)、拝殿内に無料の撮影ブース
- 呉服神社: カメラマンに依頼した場合、祈祷中も指定場所から撮影可能
外部カメラマンは申出・許可が必要(23件)
- 石神井氷川神社: 撮影者は来社時に受付へ声をかけ、許可証の腕章を着用
- 夜疑神社: 当日受付で署名し撮影許可腕章を借用。撮影は境内に限り拝殿内は不可
- 札幌護国神社: 祈祷の申込時に申し出る。祈祷がない場合は撮影不可
- 大原野神社: 提携業者以外は持ち込み料が必要、無許可の撮影は罰則金30,000円
- 六甲八幡神社: 出張カメラマンを依頼する場合は予約時に申告
外部カメラマンは不可・指定業者のみ(10件)
- 大阪天満宮: 2026年4月1日から、お宮参り・七五三は外部撮影業者・家族友人知人を問わず境内での撮影を全面禁止(スマートフォン・携帯電話のカメラアプリのみ例外)。記念撮影は天満宮会館の写真室へ依頼可能
- 城南宮: 外部プロカメラマンは不可、家族による撮影は可。提携業者4社経由なら申込可
- 大鳥神社(目黒): 家族・親族による撮影は可、出張カメラマンや知人友人を連れての撮影は不可
- 神明社(保土ヶ谷): 営業写真館や職業カメラマンの出張撮影は断り、撮影は家族・親族に任せるよう案内
撮影は祈祷を受ける人に限る(20件)
- 宇治上神社: 祈祷後のみ、当社で祈祷を受けた人に限り撮影可
- 野見神社: 祈祷を伴わない撮影目的のみの来社は禁止(露出度の高い衣装・コスプレでの撮影も禁止)
- 本牧神社: 祈祷を受けない人の撮影は断り。カメラマン同伴は撮影申請が必要
混雑する日に外部カメラマンを制限(2件)
- 塩竈神社(天白区): 令和8年は10月25日・31日と11月のすべての土日祝の午前中、出張撮影を遠慮するよう案内
- 生島神社: 11月の土日祝は外部カメラマン業者の来社自体を禁止。境内の自社スタジオでの撮影は無料
神社側の写真室・撮影の手伝い(30件の一部)
出張撮影を頼む前に、記載から分かる確認ポイント
上の記載例に出てくる条件を整理すると、神社に確認しておきたい点は次のとおりです。
- 申告のタイミング: 祈祷の予約時か、当日受付か(六甲八幡神社は予約時、夜疑神社は当日受付)
- 当日の手続き: 腕章の着用、署名、名刺の提出(原田神社は撮影前後の社務所への声かけと名刺提出)
- 撮影できる場所と時間: 祈祷後15分間のみ(赤坂氷川神社)など
- カメラマンの車: カメラマンの車での来社不可(徳丸北野神社)、カメラマンは駐車場の利用不可(赤坂氷川神社)
- 日による制限: 11月の土日祝などの制限(塩竈神社・生島神社)
撮影ルールは年によって変わることがあります(大阪天満宮は2026年4月から変更)。出張撮影サービスの料金や含まれる内容は七五三の準備ガイド、初穂料は七五三の初穂料一覧にまとめています。地域ごとの神社は大阪・東京・神奈川・京都・兵庫・名古屋・福岡・札幌の七五三一覧から確認できます。