書道教室128件の月謝と競書誌代 公文書写は3,630円・他57件の中央値4,500円
公開日:2026年10月25日
この記事で分かること
- 書道教室128件のうち、全国共通の料金で書かれる公文書写19件と、それ以外の109件の月謝の違い
- 公文書写以外で月謝が分かる57件の分布・地域別の中央値と、「月○回」で月謝が変わる書き方
- 競書誌代・お手本代・検定(昇段級)料・出品料など、書道に固有の費目が公式にどう書かれているか
集計の前提
のびばに掲載している書道・習字教室 128件 を、2026年10月17日時点 のデータで集計しました。地域別の件数は、大阪52件、東京44件、神奈川17件、兵庫11件、京都4件です(大阪は大阪市、東京は23区、神奈川は横浜市・川崎市、兵庫は神戸市と阪神間の市、京都は京都市)。
数えたのは、各教室の掲載情報(月謝・その他の費用・練習日・対象・体験の案内)のうち、公式サイトから転記した部分です。公式サイトに書かれていないことは、その費用や制度がないという意味ではありません。 書道は、月謝のほかに競書誌代・お手本代・検定料などを別立てにする教室と、月謝に含める教室があり、月謝の金額だけでは何が含まれているか分かりません。
名称に「公文書写」を含む19件(大阪16件、東京1件、神奈川2件)は、公文教育研究会の書写教室で、料金が公式サイトの共通料金として書かれています。他の109件と同じ分布に入れると、同じ額の18件が大きな山になってしまうため、この記事では分けて集計します。
公文書写の月謝と入会金
公文書写19件は、月謝が分かるのが19件で、18件が3,630円、1件が1,650円でした。3,630円の18件は、子どもの1教科の月会費として公式サイトの共通料金が書かれています(2教科以上は加算)。1,650円の1件は公文書写 いこう教室で、子ども1教科(小学6年生以下・教材費込み)の月会費として書かれており、他の18件と額が異なります。実際の月会費は公文書写の公式ページで確認してください。
入会金3,500円(税込)が書かれているのは16件で、年2回(1月・7月)の認定費300円も書かれています(例: 公文書写 森小路駅前教室)。体験は「無料体験学習」「1日トライアル」が18件に書かれ、公文書写 森小路駅前教室は「最大3回」の無料体験学習と書いています。
公文書写以外の月謝の分布
公文書写を除く109件のうち、月謝が掲載情報に入っているのは 57件 でした。中央値は 4,500円、最小1,500円、最大12,000円です。
| 月謝(掲載の代表額) | 件数 |
|---|---|
| 2,999円以下 | 2 |
| 3,000〜3,999円 | 16 |
| 4,000〜4,999円 | 11 |
| 5,000〜5,999円 | 17 |
| 6,000〜7,999円 | 8 |
| 8,000円以上 | 3 |
最小の1,500円は書道教室SHIKIで、公式サイトに「一般(大人)は月3,000円。掲載の月謝はこども料金」と書かれています。最大の12,000円はみなと書道教室です。
地域別の中央値は次のとおりです(月謝が3件以上分かる地域のみ)。
| 地域 | 月謝が分かる件数 | 中央値 |
|---|---|---|
| 大阪 | 13 | 4,000円 |
| 東京 | 28 | 5,500円 |
| 神奈川 | 7 | 5,500円 |
| 兵庫 | 6 | 3,483円 |
| 京都 | 3 | 5,500円 |
月謝の基準は、月2回・月3回・月4回、学年別、毛筆と硬筆の別など、教室によって違います。掲載の代表額どうしを単純に比べると、通う回数の違いが混ざる点に注意が必要です。
「月○回」で月謝が変わる書き方
書道は、月の回数で月謝を決める教室が目立ちます。月の回数を並べて書いている例のうち、2つの回数の額が読み取れたものを並べます(並びは倍率の小さい順)。
| 教室 | 少ない回数 | 多い回数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 良玄書道教室(一般部・大学生以上) | 月2回5,500円 | 月3回6,500円 | 1.18倍 |
| 良玄書道教室(一般部・高校生) | 月2回4,000円 | 月3回5,000円 | 1.25倍 |
| 山本青郁 新宿書道教室 | 月2回8,000円 | 月4回13,000円 | 1.62倍 |
| 聿響社 京都 深草教室(辰巳爽雍 書道教室)(大人) | 月1回2,000円 | 月2回4,000円 | 2.00倍 |
| 松本松栄堂 書道教室 赤坂教室(月2回4,000円、月3回6,000円もあり) | 月1回2,500円 | 月4回7,500円 | 3.00倍 |
| 松本松栄堂 書道教室 御所南教室(子どもの部) | 月1回2,500円 | 月4回7,500円 | 3.00倍 |
回数が増えても、1回あたりの額は下がる例が見られます。松本松栄堂 書道教室 赤坂教室は月1回2,500円に対して月4回7,500円で、1回あたりに直すと2,500円から約1,875円になります(月4回は4倍ではなく3倍の額)。はる香美文字・書道教室(子どもコース)は「月2回60分3,500円〜・90分4,000円〜」のように、月2回でも授業時間で額を分け、月1回コースもあります。長谷川書道教室は幼児・小学生が月3,800円で回数制限なし、中学生以上は1回1,100円(月の上限3,800円)と書いています。豊洲 山口圓心 書道教室(全日本書芸文化院)は、硬筆のみ2,000円、毛筆のみ3,000円、両方4,000円と、科目で分けています。
書道に固有の費目
書道では、月謝・入会金のほかに、競書誌(作品を投稿して審査を受ける月刊誌)の代金、お手本代、検定・昇段級の費用、展覧会の出品料などが書かれることがあります。公文書写を除く109件のうち、その他の費用に各語が出てくる教室の数です(1つの教室が複数の項目に入ります)。
| 費目 | 触れている件数 |
|---|---|
| 入会金・入会料 | 52 |
| 競書誌代・誌代 | 12 |
| お手本代 | 9 |
| 検定料・認定料・昇段級・昇級・審査・進級費 | 9 |
| 出品料・展覧会・書き初め | 4 |
| 教材費・消耗品・半紙・墨・筆 | 20 |
| 「含む」「込み」と月謝に含める書き方 | 10 |
| 兄弟・家族・親子の割引 | 9 |
| 年会費 | 5 |
金額が書かれている例です(公式の記載)。
- 競書誌代: 香泉書道教室 後楽園教室は月700円、書道教室 佳玄会 中野坂上教室は月600円、西田健 高輪書道教室は月680円、雪が谷子ども書道教室は誌代が月550円、日吉・高田ひかり書道教室は競書誌代が年間6,600円
- お手本代: 世田谷書道教室(駒沢)はお手本代が年12,000〜18,000円、日本習字 灘教室は会費(教室管理費)が月1,078円でお手本代は別途
- 昇段級・検定の費用: 雪が谷子ども書道教室は昇段級試験料が年500円、はる香美文字・書道教室(子どもコース)は昇級段試験料400円、新井雅雪書道教室は昇級試験の出品料200円
- 展覧会の出品料: 雪が谷子ども書道教室は全国学生書道展出品料が2,500円前後(参加自由)、書道教室 葉月会 三軒茶屋教室は出品料220円(1点)
月謝に含まれていると書かれている例もあります。紫芳書道教室は月謝に競書誌代600円を含み、日吉・高田ひかり書道教室は月謝にお手本・半紙・墨汁・宿題ノートを含み、了世書道教室は月謝にお手本代・検定料(月1,000円程度)を含むと書いています。習字・かきかた教室 がりれお先生 野田阪神教室(福島区)は教材費・検定料/進級費・年会費・諸経費を月謝に含むと書き、書道教室 翠苑塾 江田本校は競書誌代・お手本代は不要と書いています。同じ「月謝」でも含まれる範囲が違うため、金額が低く見える教室ほど別立ての費目が多いとは限らず、各教室の案内で確認する必要があります。
級・段の認定の書かれ方
書道には、級や段位を認定する仕組みがあり、公式に書かれている教室があります。
- 眞叡書院: 月例の課題提出で級・段の認定あり
- 肇風会 書道教室 京阪七条教室: 月刊競書誌「暁」で段・級・師範資格を取得できる
- 日本習字 本郷元町教室: 日本習字会費(入会金・お手本添削料・段級位認定料)が別にかかる
- 書道教室 葉月会 三軒茶屋教室: 児童の会費は6,000円、一般は7,000円(毛筆段位により変動)
- はる香美文字・書道教室(子どもコース): 月謝が段位によるスライド制
- 墨庵住吉教室: 一般6,600円のほか一般(有段者)7,700円
- Peby College 板橋キャンパス(書道コース): 毛筆・硬筆の両方で級を取得
- 書の教室 かきかたくらぶ: 昇級・昇段などの競書出品は希望者のみ
このように、級・段の認定は「月謝に含む」「会費として別にかかる」「希望者のみ」と扱いが分かれます。128件のうち級・段・検定などに公式に触れているのは一部にとどまり、書かれていない教室に認定の仕組みがないという意味ではありません。
入会金と体験の料金
公文書写を除く109件のうち、入会金(入会料)が金額で読み取れたのは 38件 です。中央値は 5,000円、最小1,000円、最大11,000円でした。
| 入会金 | 件数 |
|---|---|
| 2,999円以下 | 7 |
| 3,000〜4,999円 | 10 |
| 5,000円 | 8 |
| 5,001〜7,999円 | 11 |
| 8,000円以上 | 2 |
最も多い額は5,000円と5,500円で、それぞれ8件・8件です。入会金が不要と書かれているのは6件(九華会書道教室 隼町アトリエ、松本松栄堂 書道教室 赤坂教室、こども書道教室(井草・荻窪)、山本青郁 新宿書道教室、つばめ書道教室、松本松栄堂 書道教室 御所南教室)でした。入会金が兄弟・家族で変わる例として、Peby College 板橋キャンパス(書道コース)は11,000円で兄弟姉妹の2人目以降は無料、書道教室 翠苑塾 江田本校は6,000円で家族割引ありと書いています。
体験の案内が書かれているのは109件中 72件 で、そのうち「無料」の語があるのは30件です。体験料の金額が書かれている14件の中央値は 1,000円(最小500円、最大3,000円)でした。
| 体験料 | 件数 |
|---|---|
| 500円 | 1 |
| 1,000円 | 7 |
| 1,500〜1,800円 | 2 |
| 2,000円 | 3 |
| 3,000円 | 1 |
最も高い3,000円はみなと書道教室の「体験お稽古3,000円(税込)」です。松本松栄堂 書道教室 赤坂教室と松本松栄堂 書道教室 御所南教室は体験1回60分2,000円で3回まで可、三軒茶屋あさひ書道教室は体験1,000円(約1時間)で1週間以内の入会なら初回の月謝に充当、おくだ文化学院 書道教室は体験講座1,000円を入会時にキャッシュバックと書いています。はる香美文字・書道教室(子どもコース)は毛筆1,800円・硬筆1,600円、青砥書道教室は学生500円です。
練習日と対象年齢
公文書写を除く109件のうち、曜日が読み取れたのは 75件 です(かっこ内の補足は数えていません)。曜日ごとの件数は、月17・火31・水35・木35・金28・土36・日11でした。土日祝のいずれかに開く教室が40件、平日のみが35件、土日祝のみが10件です。
対象の下限は、掲載の書き方から次のように分類しました。
| 対象欄の書き方 | 件数 |
|---|---|
| 3歳・年少から | 7 |
| 4歳から | 7 |
| 幼児・幼稚園などから | 44 |
| 年長・5〜6歳から | 16 |
| 小学生から | 17 |
| その他の書き方 | 11 |
| 記載なし | 7 |
対象に大人・一般・成人・シニアのクラスを含む、または併設すると書かれているのは59件です。墨庵住吉教室のように、高校生まで・一般・有段者で入会金や月謝の額を分けて書く教室もあります。
まとめ
- 書道128件のうち公文書写19件は、月謝が分かる19件のうち18件が3,630円、入会金3,500円と共通料金で書かれている
- 公文書写以外で月謝が分かる57件の中央値は4,500円(最小1,500円〜最大12,000円)。地域別の中央値は大阪4,000円、東京5,500円、神奈川5,500円、兵庫3,483円、京都5,500円
- 月の回数で月謝を分ける教室では、少ない回数と多い回数の倍率は1.18〜3.00倍。競書誌代・お手本代・検定料は、月謝に含む教室と別立ての教室に分かれる
- 入会金38件の中央値は5,000円、体験料が書かれた14件の中央値は1,000円
一覧は 大阪の書道教室、東京の書道教室、神奈川の書道教室 で見られます。月謝や費目の範囲は変更されることがあるため、申し込む前に各教室の公式サイトや体験時の案内で確認してください。