の のびば
大阪

習い事の月謝以外にかかる費用 名目別に1,591教室を集計 教材費187件・保険149件・用具127件

公開日:2026年10月25日

この記事で分かること

  • 習い事・塾2,505教室のうち、掲載情報の「その他の費用」欄に公式の記載がある1,591教室で、入会金・年会費以外にどんな名目の費用が書かれているか
  • 教材費・保険料・ユニフォームや道着などの用具・事務や登録やシステムの費用・施設費・検定料の名目別の件数と、地域別・ジャンル別の違い
  • 金額と単位(月・年)が読み取れた一部の名目の中央値と、「年会費なし」「保険込み」のように費用が不要だと明記された教室の数

集計の前提

のびばに掲載している習い事・塾 2,505教室(大阪883、東京929、神奈川377、京都67、兵庫249)のうち、公式サイトから転記した「その他の費用(other_fees)」の欄に文章があるのは 1,591教室です。2026年10月20日時点のデータで、以下はこの1,591教室を母数にしています。

名目の分け方は、費用欄の文章にその名目の言葉(たとえば「教材費」「保険」「事務手数料」)が含まれるかどうかによる機械的なものです。次の点に注意してください。

  • 記載がない=費用がかからない、ではありません。 費用欄が空の教室や、書かれていない名目は、公式サイトに載せていないだけの場合があります
  • 1つの教室が複数の名目を書いていることがあり、名目ごとの件数を足しても1,591にはなりません
  • 入会金は788件に出てきますが、入会金と月謝の関係は習い事の入会金・年会費はいくら?や入会金は月謝の何か月分?で扱っているため、この記事では入会金以外の名目を中心にします。年会費は110件に出てきます
  • 「月謝は非公開」「個別見積り」のように、金額そのものを公式サイトに載せていない旨を書く教室が421件あります。費用欄がある1,591件の26.5%にあたり、金額が分かる教室だけの集計は、全体の姿を表していません

名目別の件数

費用の名目 記載のある教室 費用欄のある教室に占める割合
教材費 187 11.8%
保険料 149 9.4%
ユニフォーム・道着・用具 127 8.0%
事務・登録・システム費 235 14.8%
施設費 44 2.8%
検定・試験・審査 23 1.4%
大会・発表会・合宿 28 1.8%

最も多い名目は 事務・登録・システム費 で、235教室です。学習系の教室では教材費、スポーツ系では保険やユニフォームの言葉が目立つことが、後のジャンル別の表から読み取れます(傾向であり、各教室の費用を保証するものではありません)。

地域別:書かれ方の違い

地域 費用欄のある教室 教材費 保険料 ユニフォーム・道着・用具 事務・登録・システム費
大阪 617 70件(11.3%) 51件(8.3%) 53件(8.6%) 73件(11.8%)
東京 508 62件(12.2%) 59件(11.6%) 40件(7.9%) 79件(15.6%)
神奈川 266 33件(12.4%) 22件(8.3%) 28件(10.5%) 52件(19.5%)
京都 40 1件(2.5%) 6件(15.0%) 2件(5.0%) 6件(15.0%)
兵庫 160 21件(13.1%) 11件(6.9%) 4件(2.5%) 25件(15.6%)

母数は、その地域で費用欄に記載のある教室数です。京都は教室が少ないため、割合は目安にとどめてください。教室の構成(学習塾が多い、スポーツ系が多い)が地域で違うため、地域差のすべてが地域の慣習の違いとは言えません。

ジャンル別:名目が出てくる教室の数

費用欄のある教室が40件以上のジャンルを並べました(並び順は教室数の多い順)。数字は件数です。

ジャンル 費用欄のある教室 教材費 保険料 ユニフォーム・道着・用具 事務・登録・システム費 施設費
個別指導 205 27 0 0 27 3
ダンス 98 1 6 5 20 1
スイミング 98 2 7 13 20 2
中学受験塾 98 5 0 0 0 0
ピアノ 97 12 0 0 21 14
英語 94 36 0 0 27 6
バレエ 88 0 2 1 6 3
サッカー 87 4 28 24 14 0
体操 87 0 12 16 20 4
家庭教師 85 6 0 0 6 0
書道 84 6 0 0 2 0
そろばん 84 39 0 0 10 4
空手 78 0 31 29 5 2
学習塾 75 22 0 0 8 2
総合スポーツ 67 0 41 31 28 0
プログラミング 66 27 0 0 3 3
テニス 53 0 3 2 6 0
野球 47 0 19 6 12 0

割合で見て最も高いのは、教材費がそろばん(39件/84件)、保険料が総合スポーツ(41件/67件)、ユニフォーム・道着・用具が総合スポーツ(31件/67件)、事務・登録・システム費が総合スポーツ(28件/67件)でした。

名目ごとの公式の書かれ方

公式サイトの文面から、名目ごとに異なるジャンルの例を引用します(各名目、ジャンルが重ならないように並び順の早いものから4件)。

教材費

保険料

ユニフォーム・道着・用具

事務・登録・システムの費用

施設費

金額と単位が読めたものの中央値

費用の名目に続けて「◯◯円」と金額が書かれ、さらに「月」「年」の単位がはっきり読めるものだけを、名目別に取り出しました。単位のない金額(入会時に1回払うのか、毎月か)は、混ぜると意味が変わるため除いています。そのため件数は少なく、全体の傾向ではなく、読み取れたものだけの集計です。

名目 単位の明記 金額と単位が読めた件数 中央値 最小〜最大
保険料 年あたり 36 800円 500円〜4,500円
施設費 月あたり 19 880円 330円〜1,650円
事務・登録・システム費 月あたり 51 1,100円 220円〜4,950円
事務・登録・システム費 年あたり 12 3,300円 1,200円〜11,000円

同じ名目でも、「保険は年800円」「施設維持費は月550円」のように、月・年の単位がそろっていないと比べられません。金額の大小を教室の優劣と結びつけることはできません。 月謝に含まれている費用を別立てで書いている教室と、月謝に含めて書かない教室があるためです。

「不要」「込み」と明記された教室

費用がかからない、または他の費用に含まれると公式に書かれている言い方を、次のとおり数えました(同じ教室が複数に入ることがあります)。

公式に書かれている言い方 教室数
年会費が不要・なし・無料 28
保険が月謝・年会費などに含まれる 21
教材費が0円・無料・込み・不要 20
「追加料金なし」「追加費用なし」 9

これらは書かれていた件数で、書かれていない教室が費用を取るという意味ではありません。

費用を比べるときの見方

  • 月謝だけでなく、入会時にまとめて払う費用(入会金・教材費・用具)と、毎月・毎年払う費用(施設費・保険・システム利用料)に分けて確かめる
  • 「保険含む」と書かれていれば、スポーツ保険を別に払う必要があるかが分かる。書かれていなければ、問い合わせで確認する
  • 運営会社が同じ教室では、費用欄の文面が共通になっていることがある。教室ごとの違いは公式の各ページで確かめる

まとめ

  • 費用欄に記載がある1,591教室のうち、教材費の言葉が出てくるのは187件、保険は149件、ユニフォーム・道着・用具は127件、事務・登録・システムの費用は235件でした
  • 金額と単位が読めた範囲では、保険料は年あたりの中央値800円(36件)、施設費は月あたりの中央値880円(19件)でした
  • 「月謝は非公開」など金額を載せない旨を書いた教室が421件あり、金額の集計は一部にとどまります
  • 年会費なし・教材費0円・保険込みと明記された教室もあり、月謝の安さだけでは総額を比べられません

月謝そのものの目安は習い事の月謝を大阪と東京で比較、体験の費用は習い事の体験は無料か有料かも参考にしてください。教室ごとの費用は、各教室のページから公式サイトで確かめられます。

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